[島旅2022]世界文化遺産となった軍艦島(端島)へ。福岡から日帰りでGo.

昨年の話だが、福岡で1日時間があいたので、前々から行ってみたいと思っていた軍艦島に行くことにした。長崎から行くならば自分でいくつかある船会社から選んで行くのだが、今回は効率重視でバスツアーを選択。そのツアーと提携している船会社の軍艦島上陸ツアーで行くこととなった。以下、立ち寄った場所をメモしておく。

長崎新地中華街でランチタイム
ちゃんぽんをどうしても食べたかったので、有名だという「江山楼」へ。現在は新館のみの営業とのことだが、さすが人気店とあって、平日だというのに大混雑であった。シュウマイと普通のちゃんぽんをオーダー。美味しかった、非常に美味しかったけれども...最近値上げをしたとかで、この2つで1,800円くらいしたのはちょっと思ったより高かったな...きっと私は具沢山のものが好みなので、具がちょっと物足りなく感じたのかもしれない。かといって、特上ちゃんぽん(+フカヒレ)2,000円を食べるほどゆっくりできる雰囲気でもなかったからな...とはいえこのお店、長崎のちゃんぽんのベースだと思うので、一度は行くべきだと思う。

ちなみに周辺はちゃんぽん屋だらけで、「江山楼」よりはお手頃な値段で楽しめる。変わり種だとパクチートッピングもあったりするので、好みのちゃんぽんやを見つけるのも楽しいかもしれない。


「石橋蒲鉾店」ではかまぼこの詰め合わせをゲット。こんなにちゃんぽんで使われているから、さぞ美味しいだろうと思ったから。

本当は「はとし」というこちらの名物を食べられたら完璧だったのだが、すでに売り切れだった。残念!


軍艦島上陸ツアー
明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」に登録されている軍艦島。土佐という軍艦に似ているから「軍艦島」と呼ばれて親しまれているが、正式名称は「端島」という。この島には、ツアーに申し込まないと上陸ができないので、今回ツアーで行くことができたのはラッキーだった。まずは高島に行って模型とともに端島の説明を受けてから、端島へ。波の状態によっては上陸も難しいそうなので、一回で上陸できたのはラッキーだった。

この端島、小さい島に5,000人ものひとがぎっしり暮らしており、隔離病棟含む病院や小中学校、日本最古の鉄筋コンクリートアパートなどもあったという。映画館などの娯楽施設なんかもあり、給料も良かったとか。

ガイドさんがたまたま地元の方で、お父様が炭坑で働いていたらしく、お話にも臨場感があった。もちろん、炭坑は危険な仕事であり、命の危険も伴っただろうが、高島、端島で仕事に従事していた方たちは最新の電化製品なども揃った家で豊かな暮らしをしているようにみえた。もっとも、炭坑のオーナーである三菱のお偉方は、島の一番高いところにあるお風呂付きの住宅に住んでいたなどときくと、複雑な気持ちにもなるが。つねに平和だった、ということもなかっただろうな...。
www.gunkanjima-museum.jp