[福岡・離島めぐり 8 days]壱岐島滞在。小島神社、内海湾、はらほげ地蔵、原の辻遺跡....1日でどれだけ制覇できるか

対馬&壱岐島。一度行ってみたかったのだが、今回は壱岐に行く機会に恵まれた。位置的に佐賀から行くのが一番だと思っていたのが、実は福岡、博多港からも行けることがわかった。こちらは、壱岐ナビというウェブサイトから切り取ったマップ。
f:id:asquita:20211113090037p:plain

今回は、「行きは博多港から芦辺港を使って壱岐に入り、帰りは印通寺港から唐津東港@佐賀県に入る」というルートを取ることにした。けっこう混んでいるフェリー乗り場。ツアーで壱岐島に行く人ってけっこう多いんだなぁ。
f:id:asquita:20211114083827j:plain

到着してまず向かったのが、小島神社。「壱岐モンサンミッシェル」とかいわれているらしいが、要は干潮時にのみ歩いて渡れる場所なのだ。干潮チェックはこちらのサイトで。私が行ったのはちょうどお昼頃の時間だった。わかっている人はみんな干潮時を狙うこともあるのか、思ったより参拝者は多かった。祭神は、スサノオミコトで、旧暦9月8日が例祭。恋愛成就や縁結びに御利益があるらしい。これは...本当は恋愛成就が必要な時に来ないとだめかしら。
f:id:asquita:20211114083925j:plain

f:id:asquita:20211114083923j:plain
ちなみに御朱印は電話予約をしてから寄八幡神社というところに取りに行くと、印刷ではなくきちんと直筆のものをいただけます。

f:id:asquita:20211114084007j:plain

f:id:asquita:20211114084012j:plain

f:id:asquita:20211114084010j:plain

f:id:asquita:20211114084015j:plain

ランチを済ませて、次に行ったのは同じ内海湾にある「はらほげ地蔵」。この、お腹に穴があいていることを「ほげている」というのだろうか。本当?

このお腹の中にお供物を入れると満潮時に海に運ばれるというわけか。色々な信仰の方法があるものだな、としみじみ思う。


その後も芦辺港周辺をを駆け足で巡った。記録しておこう。
●左京鼻:絶景ポイント
f:id:asquita:20211114084037j:plain

f:id:asquita:20211114084039j:plain

壱岐市一支国博物館:魏志倭人伝に出てくる「一支国(いきこく)」の歴史がわかる博物館。国指定特別史跡 原の辻遺跡が目の前にどーん!という博物館に仕組みが素敵だ。黒川紀章建築都市設計事務所が手がけた建物の外観もかっこいい。
個人的には土産物屋さんにあったフランスのバンド・デシネ作家、ヴァンサン・ルフランソワの壱岐Tシャツに心を奪われた。すごいセンスだな。
f:id:asquita:20211114084104j:plain

f:id:asquita:20211114084101j:plain

原の辻遺跡:広大な敷地の集落。メンテナンスが良すぎて遺跡だということを忘れそうになるが、登呂遺跡、吉野ヶ里遺跡と並ぶ国の特別史跡だときくと、歴史の重みを思い知る。
f:id:asquita:20211114084127j:plain

壱岐の蔵酒造株式会社:実は麦焼酎発祥の地だという壱岐島。気軽に見学できそうだったこちらで製造工程をざっと見学した。島内には7つも蔵があるそうだ。一大産業じゃないか。詳細はこちら。
www.ikikankou.com
試飲をさせていただけるのが嬉しい。そして東京に戻ると、壱岐麦焼酎がやたらと目に入ってくるようになるのだよ。不思議。
f:id:asquita:20211114084153j:plain

f:id:asquita:20211114084150j:plain

その後、郷の浦周辺に移動。こんなところを駆け巡った。
壱岐オリーブ園:実は木に実ったオリーブを初めてみた。ギリシャか小豆島じゃないとみられないと思っていたので感動。人の気配がなく景色が最高、しかも収穫したてのオリーブを使ったオリーブ漬けなんかも買えたりするので、入場料払って入っても損はないと思う。本当はオリーブ摘み体験などすればもっとよかったのかもね。お茶もできるみたいだった。
f:id:asquita:20211114084224j:plain

f:id:asquita:20211114084230j:plain

f:id:asquita:20211114084227j:plain

●黒崎砲台跡:東洋一と言われた巨大な砲台の跡らしい。
f:id:asquita:20211114084247j:plain

●岳ノ辻展望台:とにかく眺めの良い展望台。夕日を狙っていくのがよかったかもな。
f:id:asquita:20211114084505j:plain

●猿岩:どうでしょ、猿に見えるかな? こちらも夕日スポットらしく、多くの人が夕日待ちをしていた。人気のない山道をみつけ、近くの展望台(名前もなさそうなやつです)に行ったけれども、森が鬱蒼としすぎて夕日をみるにはちょっと厳しい感じはあった。あと、一人で行くのは怖い雰囲気も。
f:id:asquita:20211114084542j:plain

f:id:asquita:20211114084538j:plain

f:id:asquita:20211114084544j:plain

だいたいそんなところかな。壱岐は温泉が有名みたいなので、湯ノ本温泉というところへ。宿泊したところももちろんよかったけれど、立ち寄り湯したところもすごくよかった。グループ旅のほうが宿泊先の選択肢は広がるのは、温泉地の常といえるのかな。また行ってみたいです。
www.spa.or.jp