"Accordeon au Jazz Manouche"をテーマにしたジャズフェスティバル"Nuits de Nacre 2015"。

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フランスのチュールTulleという場所で行われているアコーディオンにフォーカスしたジャズフェスがある。"Nuits de Nacreニュイ・ドゥ・ナクル"。L'association la Cité de l’Accordéonというアコーディオンの業界団体が主催しているもので、第28回となる今年は9月17~20日に開催された。
今年は、フランス初のアコーディオン奏者でもあるご存知ギュス・ヴィゼールGus Viseurの生誕100周年でもあることから、テーマは30~40年代のジャズとのこと。ミュゼットとジャズの融合に一役買ったギュズとジャンゴ・ラインハルトDjango Reinhardtの音楽は、このフェスでどう再現されたのか。マヌーシュ・ジャズとアコーディオンの相性の良さはすでに知られていることであり、過去にもマヌーシュ・ジャズ系ミュージシャンの出演実績がある模様だ。
今年の目玉はマルセル・ロフラーMarcel LOEFFLERとマルセル・アゾーラMarcel AZZOLAか。リシャール・ガリアノRichard Galliano、私が注目しているマリアン・バドイMarian Badoiのトリオも出演したそう。
今年の出演者リストはこちら。www.touslesfestivals.com

そして、ティザー動画で、出演者のダイジェストが見えます。


なお、今年は元チュール市長であり現フランス大統領のフランソワ・オランドFrançois Hollande氏も本フェスに合わせてチュール入りしたとニュースになっていた。それだけチュールの名物イベントということだろう。