ウディ・アレンのバナナ


1961年、米、Woody Allen監督、bananas
ある南米の小国で革命が起こった。NYの小さな会社にて製品テストを担当している主人公のフィールディングは、ひょんなご縁からその国に赴くことに。
タイトルまわりのお洒落さ、フォントや色遣い、サウンドトラックがすでに素敵なのだが、そもそもスタートのシーンからしてシュールだろう。これから起こる暗殺を生中継するというバカバカしさ。その後もとにかく小ネタ満載、ウディ・アレンがユダヤ人だからできる自虐ネタの数々、今の時代なら人種差別団体が大騒ぎしそうな差別ネタが満載だ。細かすぎるギャグは真剣にみておかないと逃してしまいそうだし、何度見ても新しい発見がありそう。
売れっ子になる前のスタローンがちょい役で出ているのは必見。以下の動画にあるような、瞬殺小ネタも大好きだ。

ギャグというのはテンポの良さがすべてのキーになるね。