【石垣島2020-2021】八重山博物館。やっぱりお祭りが見たいな

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八重山文化圏に的をしぼった常設展示があるということで、行ってきた。印象に残ったのは、歴史の進み方というのが本土とはまったく違うということ。たとえば17世紀くらいまで石器を使っていたりしていた。そして、その頃(1637年)にはじまった過酷な人頭税に最後まで苦しめられたということが印象に残った。薩摩藩のせいで、一人頭で(働けるか否か関係なく)決められた税金を納め続ける必要があり、その制度は幕府がなくなったどころか明治維新から30年以上が経過した1903年まで続いたというのだ。

もうひとつ印象に残ったのが、(歴史的には本土とかけ離れているはずの八重山なのに)なぜか能楽系の芸能が残っているらしい、ということ。「登野城の大胴・小胴」というのが置いてあったので、どんなものか調べようと思ってとりあえず写真だけ撮っておいた。

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リズムとかが大和風なのか、お能の要素があるかなどはちょっと判断に迷うのだが、掛け声だけでなく音を伝えたり覚えたりするときに唱歌のようなものもそのまま曲に取り入れられた感じ? 今まで残っているというのが尊い

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もう一つ興味があっていつかこの目でみたいのが「プーリィ」という豊年祭。新川、石垣、大河、登野城という四つの村で行われるお祭りなのだが、これは外部の人が見られるようなものなのか。すごく閉鎖的な行事にみえるのだが。でも一度観てみたいなぁと思うのだ。