ラオフェス2023 (Laos Festival 2023)

2016年以来(たぶん)のラオフェスへ行ってきた。
asquita.hatenablog.jp

印象に残ったことをいくつかメモっておこう。
1. Taiy Kard(ターイ・アーカード)のステージ

ラオスで人気のロックバンドが来日していた。他になかなか情報が得られないのでとくに書けることもないのだが、ラオスの民族衣装を着た若手が声援を送っていたのと、バラードが上手だったのが印象に残っている。
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2. ビアラオの種類が増えている!
ラオスのビールといえばこれ一択というくらい有名なビアラオ。ラガー以外にゴールドやダークという味があるのは知っていたが、今回なんとIPAとWhiteというものを発売していた。すごいな、ちょっとみない間にこんなに種類を出してくるとは。IPAがとくに美味しいと感じた。次に巡り合ったらまた飲んでしまいそう。


サイウオ(sai oua)というラオスソーセージが美味しい
ラオフェスって、よくみるとラオス料理だけではなくタイレストランがタイ料理の呼び方のままの料理をブースで出していたり、ちょっと奥の方にいくともはやラオスに関係ない単なる屋台トラックが出ていたりするのだが、もちろんラオス関連のブースもたくさん出ている。竹籠に入った餅米「カオニャオ」をあるブースで食べたが、残念ながらカピカピで固くて残念なお味だった。一方で、前回よりもラオスを意識した料理を出すブースが増えている気がして嬉しかった。ラオスに行くと、焼肉としゃぶしゃぶをいっぺんに楽しめるような「シンダート」という料理があるが、シンダートのどんぶりのような創作料理を出している店が印象的だったな。レモングラスパクチーのような香菜がたっぷり入ったサイウオがとくに美味だった。

新年のパレード
いきなり民族衣装を着た人々と、赤い鬼のようなキャラが会場内を練り歩く祭りのようなものに遭遇したが、咄嗟のことでよくわからずあとで調べた。なんでも赤いキャラクターは、ラオスの創造神プーニュとニャーニ、というらしい。普通の水かけ祭りでは、人々が寺にて安置されている仏像を取り出して洗い清めたり、お互いに水をかけて昨年の悪いことを洗い流すようなことをするそう。赤い神様が出てくるパレードは、ルアンパバーン特有の習慣らしく、パレードではお坊さんの他に、コンテストで選ばれた美女7人がこの赤い神様とともに街を練りあるくとか。あとでよくみたら「ロケット祭りパレード」という説明があったが、新年のパレードとはまた違うものなんだろうか。よくわからない。

その他、ケーンの演奏や民族舞踊のステージもあった。物販にはラオスラム酒LAODI(ラオディ)や民族衣装のシン、コーヒー豆やラオス料理で使えそうな珍しいハーブや野菜を売っているお店なども出店していて、ラオスを身近に感じられること、間違いないイベントだ。お天気に恵まれた今年もすっかり楽しんでしまったのだった。ラオス、行っちゃおうかな。