[弾丸金沢 2021]とにかく香箱蟹を食べまくるためだけの旅

実はここ数年、毎年クリスマス前後は金沢で過ごす習慣がついていた。ところが、だ。コロナになってから、なんとなく金沢の友人たちに遠慮してしまい、昨年は金沢に行くことが叶わなかった。

そこで今年は久々に金沢への旅を実現させることにした。友人には連絡はしたけれども会わず、ただ単に香箱蟹を食べることだけを目的にした旅だ。ちなみに香箱蟹というんは、北陸地方で獲れる雌のズワイガニのことを指す。カニ漁の解禁日は毎年11月6日で、このカニの漁期は12月末までの2ヶ月にも満たない。非常に貴重なカニなのである。

せっかくなので、香箱蟹を食べるために、どういうお店に行ったかをメモしておこうと思う。

1)もりもり寿し 金沢駅前店
まず目指すのは、こちらの回転寿司チェーンの、駅前にある「フォーラス」というビルにある店舗。クオリティが高くて美味しいのだ。敢えて食事時間帯を外したけれど、それでも15人待ちという大人気店だ。
ここでは、ガスエビの唐揚げなんかも楽しみつつ....
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やはり目指すは香箱蟹の軍艦かな。
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長八 金沢駅前店
次はこちら。例年は片町の店舗に行っていたが、今回は駅前のお店に挑戦。ほとんどが個室なので、落ち着いて食事ができるのが、このお店のいいところだ。ここでは、美しく処理された香箱蟹が食べられる。身と外子、内子がきれいに処理されているところが食べやすくてよい。日本酒が揃っているところも、このお店のいいところだ。
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酔八仙
香箱蟹の酔っ払い(紹興酒漬け)が食べてくてこちらのお店にもお邪魔した。ここは酒飲みにぴったりのお店で、出てくる料理すべてがお酒にぴったりのものばかり...酔っ払いもさることながら、香箱蟹の蟹面がまるごと入っている茶碗蒸しがでてきた。なんだこのご馳走は。最高としか言いようがないではないか。
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ちなみにこのお店、「香箱のカニ面 外子あんかけ」という料理もあるらしい。これは...食べてみたいな。
www.hokkoku.co.jp


お店のシェフ曰く、2020年度より、甲羅が8センチ以上のものは「金沢香箱」という名でブランド化されることになったので、お値段が高騰したとか。なぜかお店のシェフにいただいた、ブランド蟹用の専用タグ。いい思い出になった。来年こそはお友達とわいわい、蟹を楽しみたいな。
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