タワレコ渋谷店でK-POPに一歩近付いてみる。

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Tower Records渋谷店に久々に赴いた。その目的は別にあったのだが、ついでに5FにあるK-POPコーナーにも足を運んでみたら、下手な韓国の本屋の音楽コーナーよりも品数豊富であることにびっくり。ついでに韓国製の顔パックのやたらたくさん並んでいた。ここは韓国文化に触れられるフロアなのかもしれない。フロアであちこちにコーナーが展開されており存在感があったアーティストはBTSだったし、NiziUや元少女時代(SNSD)のTaeyongといったおなじみのアーティストだけでなく、他のアイドルを知ることができたのは大きな収穫だった。


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たとえば、最近"GingaMingaYo"話題のBilllieのコーナー。セカンドミニアルバム、すでに売り切れていた。本当に人気なんだなぁ...
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昨年末にIZ*ONEのメンバーがいることでも話題になっていたSTARSHIPエンターテインメント所属の女性アイドルグループIVEは、渋谷店の5Fでパネル展などもやっていたようだが、今は特別コーナーは目立つ場所にはなかった。まだシングルしか出していなさそうなので、プロモーションし続けるにも限界があるか...。アルバムが出る頃にまた盛り上がるのかな。
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日中韓をまたいで行われたグローバルオーディション"Girls Planet 999(ガルプラ)"を勝ち抜いた9名で結成されたKep1er(ケプラー)のコーナーもあった。このグループも日本人メンバーが二人いるし、ミニアルバム「First Impact」もリリース済み、2月28 日にはCDTVにも出演したようなので、注目している人が店舗にアルバムを買いに来る可能性が高いのかもしれない。
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インターナショナルグループともなると、こんなにいろいろなプラットフォームでアルバムをリリースするんだなぁ...と感心してしまった。
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パネルやら特設コーナーに目を奪われていると、耳からいい曲が入ってきた。あわてて上の方に目をやると、今流れている曲がすぐわかる仕掛けだ。Shazamを起動したり、わざわざカウンターに行ってかかっているCDやレコードをみにいく必要もない。その結果、流れているのはSTAYCというグループのミニアルバム"Young-Luv.com"だということが判明した。

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STAYCは、名プロデューサーチーム「ブラック・アイド・ピルスン(ラド&チェ・ギュソン)」が初めて一から手がけた女性グループとのことで、私は知らなかったのでこれは後でチェックしなきゃ。「カムバック」というのはK-POP特有の用語で、新曲・新アルバムを発表することを指すらしい。言葉のニュアンスから想像するに、2年くらい休業していたのかと思ってしまうが、そういうことではないらしい。

帰宅してさっそくSTAYCの曲を聴いてみたのだが...私が好きだと思ったのは、この"Butterfly"という曲だ。ちょっと大人っぽく、不思議な転調が入っていてかっこいい。
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他の曲もちょっと聴いてみたが、“STEREOTYPE”っていう曲は聴いたことありました。この曲を歌っている人たちだったのか。
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店内を小一時間彷徨っただけで、新たな出会いに導いてくれるとは、タワレコ、侮れない。

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ストリーミング主流になったことでCDショップの状況が気になっていたが、アナログレコードはブーム到来、K-POPも、ファンだったらここでグッズや特別仕様のアルバムを入手したいと思うだろう。タワレコは今も文化の発信地としての役割を果たしているんだな、と嬉しくなったのだった。