2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「中棚荘」で立ち寄り風呂@小諸

創業明治25年という中棚荘は、子ヤギがお出迎えしてくれる、素朴で素敵な宿だ。しかも、島崎藤村ゆかりの宿というふれこみ。混んでいなければ、14時までに入れば外来湯可能ということだったので、さっそく友人と訪ねてみた。受付を済ませて、廊下を進み、急…

高速バスを使って小諸・佐久、軽井沢エリア

軽井沢在住の友人を訪ねて、年数回軽井沢に行っている。毎回、新幹線を使って都内から片道5,040円かけて行っていたのだが、今回は初めて高速バスでそちら方面に行くことを模索した。理由は、新幹線よりも値段は半額以下、しかも、新宿方面から出ているものが…

Les Essentiels de Kusmi Tea

パリのスーパーでよく見掛けるかわいい缶入り紅茶はKusumi Thé(クスミ・テ)だと思っていたら、最近はグローバルで「Kusumi Tea(クスミ・ティー)」と表記されているみたい。1867年創設、ロシア皇帝御用達紅茶ブランドクスミティーは、1971年のロシア革命…

田紳有楽・空気頭(藤枝静男、著)

田紳有楽・空気頭 (講談社文芸文庫)作者: 藤枝静男,川西政明出版社/メーカー: 講談社発売日: 1990/06/05メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 54回この商品を含むブログ (73件) を見る シュールすぎる世界観に、驚愕しっぱなし。あまりの世界に、読むのを中断…

Epoca de Ouro @すみだトリフォニーホール セットリスト+メモもろもろ

ショーロ名門バンド、エポカ・ジ・オウロのライブに行った。 ◆Epoca de Ouro Jorginho do Pandeiro(Pandeiro)/Ronaldo do Bandolim(bandolim)/Jorge Filho(cavaquinho)/Toni Azeredo(7弦ギター)/Andre Bellieny(6弦ギター)/Antonio Rocha(Flute) With Cel…

ラオスフェスティバル2010 その② ライブ編

今回、ラオスフェスティバルに行った一番の目的は、2つのライブをみることだった。ひとつは、アレクサンドラこと、Alexandra Bounxoueiのライブだ。彼女、一昨年より慶応大学の大学院に在学中なのだが、その合間をぬって、ラオス文化紹介やラオスに関するチ…

ラオスフェスティバル2010 その①

http://laos-festival.info/ 3年ぶりに開催されたラオスフェスティバルに行ってきた。場所は代々木公園。タイフードフェスティバルからタイフェスティバルになり、ますます盛り上がる一方で、ラオスフェスティバルは、きっとスポンサー探しなんかにも困って…

懐かしの90's Blind Melon"No Rain"とSoundgarden"Black Hole Sun"

昔は洋楽をよく聴いていたが、今は全く聴かなくなっちゃった…という話をしていたら、妙に昔の曲が懐かしくなって、聴きまくっている。私にとっての"昔"とは、80's-90'sということになる。その間、某アイドルに走ったり、ミーハーに浸ったり、渋めロックにハ…

フェアトレード(FT)に関する日と月間を考える

ある日、たまたま神楽坂にあるお香のお店で、「5月はフェアトレード月間」といったようなポスターを目にしたような気がした。実際に店内の一角ではフェアトレードグッズが販売されており、それを信じるに値する状況だ。さて、帰ってから調べてみると、どうや…

不思議な人形「プレッタ・プレチーニャ」

とくに海外では、人形といえば金髪碧眼というのが常識らしい。かつてはやったキャベツ人形ですら、肌は白かったよな、そういえば。そんな状況に疑問を持ったベナンシオ3姉妹が立ち上げたのが、サンパウロはヴィラ・マダレナにあるドールショップ「プレッタ・…

伊豆大島3days⑤〜御神火太鼓体験教室@大島ふるさと体験館

せっかく伊豆大島に来たんだから、地元文化を知りたいというのが旅人の常。そこで、「伊豆大島ふるさと体験館」にて、郷土芸能である「御神火太鼓」の体験レッスンを受けることにした。太鼓の道場は、大島ふるさと体験館に併設されていた。観光客向けのテキ…

伊豆大島3days④〜サイクリングは半日くらいがベストかな…

元町港から歩いて3分くらいのところに、「レンタサイクル丸久」があった。とくに予約もせず出向いていって、自転車を選ぶ。ママチャリ8時間レンタルで、1台1,500円というお値段だった。ここからすぐのところにある、「サンセットパームライン」に繰り出す。…

伊豆大島3days③〜大島グルメ

◆魚味幸(うみさち) http://www2.ocn.ne.jp/~umisachi/ ホテルの方のお勧め居酒屋だったので、行ってきた。地元の方が家族でいらしているようなお店だ。お魚系のメニューが充実しているのだが、いずれもお酒のおつまみに合うものばかりなので、酒飲みの人向…

伊豆大島3days②〜元町港周辺散策

ホテルは元町港からの徒歩圏内にしておいたため、チェックイン後は港の散策へ向かう。ガイドブックには「大島観光の中心」なんて書いてあるが、この日は元町港が閉鎖されていたので、周辺は閑散としていた。ただ、味のある民宿などがひしめいており、それな…

伊豆大島3days①竹芝から船で伊豆大島

バカンスで、伊豆七島を訪問することにした。悩んだ挙句、一番近場である伊豆大島に行くことになった。竹芝から船で行く場合、大型客船「さるびあ」「かめりあ」で夜10時に出発し早朝6時に伊豆大島に到着するパターンと、高速ジェット船「セブンアイランド」…

ジャンゴ・ラインハルト生誕記念硬貨(10ユーロ)

ベルギー王立造幣局が、ジャンゴ・ラインハルト生誕100周年に際し、近々記念硬貨を出すという情報を得た。10ユーロ銀貨らしい。しかも極彩色らしいのだけれども。 こんなカラフルな硬貨、あるものかなぁ?別に硬貨コレクターでもないが、なぜかフランスフラ…

"Django à Liberchies 2010"

ジャンゴ生誕の地、ベルギーはリベルシー(ベルギーはLuttreという駅から、無料シャトルで20分)というところで、5月28-30日まで、マヌーシュジャズのフェスティバルがある。今年はジャンゴ生誕百周年ということで、ギタリスト100人招いてコンサートという…

ジャンゴの孫、David Reinhardtのインタビュー映像

DAVID REINHARDT from mathieu wilson on Vimeo.Django Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)の息子であるBabik Reinhardtの息子さん、つまりはDjangoのお孫さんがこのDavidである。現在は、ドラムのYoann Serra、ハモンドオルガンのFlorent Gacとともに、自…

インターネットと中国共産党「人民網」体験記(佐藤千歳、著)

インターネットと中国共産党 「人民網」体験記 (講談社文庫)作者: 佐藤千歳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/15メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (5件) を見る 中国共産党の機関紙「人民日報」のインターネット部門、「人民網」に…

ユビュ 知られざるルオーの素顔@パナソニック電工汐留ミュージアム

Georges Rouault(ジョルジュ・ルオー)。たぶん日本では人気で、私も何度も観た気がする。ただし、画風はキリストだったりピエロだったりという印象があった。こんな感じ。 だから、今回の展示のポスターをみた時はびっくりした。だって画風がまったく違う…

佐伯祐三展〜下落合の風景〜@新宿歴史博物館

1898年大阪府生まれの画家・佐伯祐三の展覧会に行った。この展覧会は、このたび下落合にできた「佐伯祐三アトリエ記念館」のオープンを記念したもので、パリの絵の印象が強い佐伯による、下落合の風景が展示されていたのが特徴だ。佐伯祐三氏のことはあまり…

川の底からこんにちは

http://kawasoko.com/ (2009年、日本、監督・脚本:石井裕也) 「愛のむきだし」で満島ひかりの演技に注目して、彼女の作品出演動向をこまめにチェックしていたので、これは絶対に行くと前々から決めていた。「木村水産」の社歌だって覚えるくらい予告編を…

大國魂神社例大祭 府中くらやみ祭

くらやみ祭というものにいってみた。これは4月30日の品川海上禊祓い式(潮盛り)という神事に始まり、山車競演、競馬式(こまくらべ)、万灯大会、太鼓打ちと続き、5月5日の神輿渡御でクライマックスを迎えるという大國魂神社の例大祭だ。今回私がみたのは、…

クジラ島の少女

クジラの島の少女 [DVD]出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2004/06/25メディア: DVD購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (134件) を見る ニキ・カーロ(Niki Caro)監督作品、2003年、ニュージーランド http://www.kadoka…

わたしが・棄てた・女(遠藤周作、著)

わたしが棄てた女 (講談社文庫 え 1-4)作者: 遠藤周作出版社/メーカー: 講談社発売日: 1972/12/15メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 70回この商品を含むブログ (65件) を見る 本書を他の遠藤作品と異なる、いわば軽小説と位置付ける見方もあるようだが、私…

勘九郎ひとりがたり(中村勘九郎)

勘九郎ひとりがたり (集英社文庫)作者: 中村勘九郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 1997/01/17メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 当時は勘九郎、現中村勘三郎がまだ30代後半くらいのときの、連載シリーズ第二弾。勘三郎(当時…