Myanmar 8 days - マンダレー及び周辺都市1日観光。

マンダレーは、1857年から1885年まで、ミャンマー最後の王都として栄えた町。そのせいか、仏教建築だらけである。マンダレー市内は、旧王宮が目玉だが、それだけで1日過ごすのはもったいない。
かといって、ツアー会社の提供してくる近隣の町3都市とか4都市だけをまわるのもちょっともったいない。もう少し長期滞在ができればよかったのだけれども。

そこで今回は、アマラプラ、インワ、ザガインのハイライトと、マンダレーのハイライト(旧王宮とマンダレーヒル)を組み合わせたツアーをお願いした。

●マハムニ・パヤー(マンダレー
まずは、マンダレー市内の「マハムニ・パヤー」というところに行った。マンダレー最大の仏塔だとか。ご本尊には金箔を貼るのだが、こちらのご本尊は女人禁制。女性が近寄れず正面から祈るのみとなっており、男性陣が金箔を貼る様子は、リアルタイム動画で確認できる。

なお、女人禁制は予想が付くにしても、動画配信という手法にびっくりした。でも、比較的色々なお寺が仏像の様子を動画配信しているので、すっかり慣れてしまった…。

●バガヤー僧院(インワ)
木々が茂った森の中にある、かなり静かな僧院だった。人気もあまりなかったかな…。


●パトドーヂー・パヤー(Pahtodawgyi Paya/アマラプラ)
1820年に建立。ここには、ミャンマーで二番目に大きくて重い鐘があるというが、これ? 本当かしら。

仏塔の医師に逸話が刻まれているときいたのだが、なんと工事中! びっちりと美しい形で竹の足場が組まれており、それはそれで感動した。竹の足場は香港にもあるが、あれとはまた異なる感動がある。


●マハーガンダーヨン僧院(アマラプラ)


ガイドブックによれば、1,500人もの僧侶が修行生活を送っている僧院だとか。10時頃に行くと、大勢の僧侶が托鉢をしたのち、一斉に食事をする様子がみられる。
でも、ちょっと気になったこと。それは、中国系の観光客が、僧たちが托鉢の場所に行く前に、勝手にスナック菓子か何かを挙げていたところ。まだ托鉢用のツボの蓋があいていない状態なので、お菓子をフタの上にのっけていた。あれ、いいのかな。それとも、ちょっと迷惑なのかな。気になる。

もうひとつは、托鉢を受けた僧たちに対して、物乞いする子供たちがいたこと。観光客に対する物乞いはまだわかるけれども、少年僧にも物乞いをするその姿に驚いた。ちなみに、Do and Don't in Myanmarという本には、子供にお金を与えてしまうと、それに味を占めてまともに授業を受けず物乞いをするまま大人になってしまうからやめてほしい、と書かれていた。お金を渡すなら、コミュニティ(たとえばお寺や学校全体に対して、あるいは病院に対して、など)に対して寄付をしてほしい、とのことだった。なるほど。1ドルだってミャンマーではそこそこ価値があるお金だ。気を付けなければいけない。

●ウーベイン(U-bein) 橋
この橋は、チーク材でできている。タウンタマン湖を渡るためにかけた橋で、160年前にできたという。ものすごいカンカン照りなうえに、手すりがなく、床板のサイズもバラバラで凸凹になっているので、足がすくんで怖くなってしまい最後まで歩ききれなかった。本当は、その先までいくと有名な仏塔があったのだけれども。

その変わりに楽しんだのが、ボート遊び。ボート乗り場でなくても、途中の休憩所からボートにのることができたので、一通り湖上観光を楽しんだ。ボート漕ぎ体験もできた。

いやぁ、それにしても暑いうえに日陰がないのはツラい。帽子、日傘、サングラスは必須です。

●ザガインヒル
2つの仏塔を訪問したが、もうこのあたりから仏塔の名前があやふや。非常に小高い丘になっていて、眺めがよかったのは確かだ。仏像も見ごたえがあった。あーあ、ガイドさんに確認して、訪れた仏塔の名前をきちんと確認するんだった。

●旧王宮(マンダレー
軍の施設なのでパスポート必須の旧王宮。かなり敷地内は広く、華麗なつくりになっていた。でも実は、第二次世界大戦の際にな日本軍に占領されてた上で、焼失したという。今見られるのは、20年ほど前に再建したものだそうだ。なるほどね。道理で入り口付近に砲台なども置かれていたわけだ。博物館なものがあって、王朝の流れを学ぶこともできる。

●Atumashi Kyaung(マンダレー
いよいよわからなくなって、思わず看板の写真を撮る。記憶が正しければ、空間にぽつんと仏像がいて、そのご後背がピカピカ光っていて、強烈な印象でした。ミャンマー回っていると、そのうちこれが普通だということがわかってくる。こちらも第二次世界大戦で破壊された後に、再建したそうだ。

●Shwenandaw Monastery(シュウェナンド僧院、マンダレー
ここは、すべて木造(チーク材)造りになっていて、とても素敵なところだった。ドアの扉に細かい彫刻があしらわれていて、そのかわいいポーズをみるだけで飽きない。
時間があれば、壁の装飾を細かくみていくだけで、楽しめる場所だ。

マンダレーヒル
ここで夕陽を見る、というミッションのために色々な時間調整をしてもらったのに、雲があったので、美しい夕陽はみられませんでした。残念! でも、そもそも眺めがいいし、英語を勉強するためにわざわざここに来たお坊さんや地元の中高生と会話を楽しむのもいい。

たぶんこれで全部の訪問地をカバーしたと思うのだが…自信ないな…。