マンダレーからバガンへは、車をチャーターして移動することにした。色々なホテルに立ち寄りながらバガンに向かうバスサービスよりは、車のほうが融通が利くと思ったためだ。
途中トイレにいったり村を抜けたりして、ゲートにて入域料を払い、3時間後に到着したのは、Villa Baganというホテル。窓の外から仏塔がみえるという、なんとも素敵な3ツ星ホテルだ。素敵すぎる!
さっそくオートリキシャのようなものを借りて、街中を探索した。
☆シュエ・ピィ・ナン・タナカ・ギャラリー(Shwe Pyi Nan Thanaka Gallery)
タナカという、ミャンマー特有の、樹の皮をすりおろしたものは、化粧品あるいは日焼け止めとしてミャンマーでひろく使用されている。街を歩けば、ちょっと黄色っぽい色をしたタナカを顔に塗った男女をたくさん見かける。
その大手メーカーであるシュエ・ピィ・ナンのギャラリーがこちら。残念ながら英語の説明はほとんどなくて、理解するには至らなかった。どうやらタナカの原料の樹にも地域差があるとかそういうことが展示してあったのかな。歴史も書かれていたとは思うが、なにせミャンマー語だし、あまりやる気は感じられないギャラリーだったかな。
隣接しているマッサージ屋は、1時間9000Kくらいで足やボディのマッサージをしてくれるので、オススメだ。
☆バガンビューイングタワー(Bagan Nan Myint Tower)
オールドバガンの高級ホテル入り口に立つ、60メートルほどの展望タワー。軍事政権が外貨獲得を目的に建設したものだが、結果景観を阻害しており、ひいてはバガンの世界遺産登録を阻む原因の一つでもあるとのうわさも。
そんなことは知らず、5ドルを支払って登ってみた。あいにく天気は悪かったので完璧な夕陽はみられなかったものの、360度の眺めは素晴らしかった。
ハッピーアワーで飲み物が飲めて、しかも、いわゆる「ビルマの竪琴」、Saung Gaukの生演奏もきける。バガンには色々な夕陽の名所があるけれど、何を言われても、ここは一度ぜひのぼるべきタワーだ。