日本の伝統
ふるさと祭り2014の大ステージで観たお祭りメモ。 「佐原の大祭」だ。佐原ってどこにあるのかもしれなかったが、お隣千葉県とのこと。300年の伝統を誇るこのお祭りは「関東三大山車祭り」のひとつらしく、国指定重要無形民俗文化財にも指定しているらしい。 …
ふるさと祭りで見たすずめ踊り。うれしさの表現に「欣喜雀躍」ってあるけれども、まさにそんな感じ。みなさん楽しそうにぴょんぴょん踊っていた。 衣装の色合いや、途中のアレンジに入ってきたメロディラインからも、けっこう新しい踊りなんじゃないかと予測…
映画「寝ずの番」を観た。2006年、原作者は中島らも、マキノ雅彦(津川雅彦)監督作品だ。 舞台は病院。今まさに上方落語家の笑満亭橋鶴が亡くなる寸前であり、奥様や弟子が見守っている。「師匠最後の願い」を叶えてあげようと奔走する弟子たち…。そして亡…
これは2009年に徳島県に行った時のものかしら。徳島県徳島市ご出身の写真家、上野照文氏Fotoarte GUZZIの写真展でいただいた、ウチワを見つけた。 「阿波踊りってこんなにフォトジェニックなものなんだ!」と目からうろこだったことを覚えている。道理で阿波…
恥ずかしながら、鬼太鼓といえば、和太鼓集団の「鬼太鼓(おんでこ)座」としか知らなかった。そもそも、鬼太鼓座ももとは佐渡を本拠地にしていることすら知らなかった。今回、佐渡島を旅して、鬼太鼓が五穀豊穣に感謝する佐渡の郷土芸能であり、それぞれの…
和の音に対する耳を鍛えたくて、苦心している。 何だろうな、複雑なせいか、それとも西洋音階に合致していないせいなのか、メロディとして記憶するのがなかなか難しいのだよ。一方で、以前ハマった勝山左義長のように、現地で聴いた瞬間に記憶から離れないメ…
梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)鶴ヶ岡八幡社頭の場 梶原平三景時(吉右衛門)が、鶴岡八幡宮に参詣にくる。そこへやってきたのが、刀を売りにやってきた六郎太夫と梢親子。「刀の目利き」を頼まれた梶原は、名刀と判定するが、大庭景親…
籠釣瓶花街酔醒(かごつるべ さとのえいざめ)と奴道成寺(やっこどうじょうじ)を観にいった。お目当ては尾上菊之助の花魁姿だ。11月に演舞場に足を運んだ際にポスターで「素敵!」と思い、さっそくふらりと出向いたのだった。 主役のあばた顔で決してイケ…
吉例顔見世大歌舞伎の上演時間 | 歌舞伎美人(かぶきびと) 夜の部途中から観劇した。 熊谷陣屋/汐汲(しおくみ)/四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは) まずは、汐汲の中で猟師の此兵衛として踊っていた中村翫雀さん、なかなかよい踊りだと思っ…
沢井忠夫・一恵両氏に支持したというCurtis Patterson氏と、やはり芸大邦楽科修士を出て琴古流の師範であるBruce Huebner氏のデュオ演奏を聴いた。 二人のオリジナル、古典になどを加えたプログラム。ジョン・コルトレーンの"Naima"と"After the Rain"が加わ…
高円寺の阿波踊りには、気が付けば参加するほうに回ってしまったため、「みる阿呆」としてのお楽しみはだいぶ少なくなってしまったが、今回は偶然昼運行に巡り合った。場所はパル、踊っているのは花菱連さん。 日常の風景の中に鮮やかな衣装を着た踊り子や鳴…
第49回桐生八木節まつりに行ってきた。 このお祭りに行くのは何度目だろうか。2010年の記録はあるが、その前にも行っているはずだ。今年で4回目くらいだろうか。 桐生八木節まつり - 空間Annex 最初は踊りの輪に入るのもおっかなびっくりだったのに、今やす…
神楽坂落語まつりの枠組みで開催された落語会へ行ってきた。 いわゆる前座のことを「開口一番」というらしいのだが、これを柳亭市也さんという方が務めていた。あとは、柳亭市馬さんと古今亭菊之丞さんが繰り返し出てきて演じる。寄席に行ったり居酒屋企画の…
今週、京橋を歩いていたら、白梅太鼓のパフォーマンスを見かけた。どうやら、日枝山王祭の前夜祭という感じだろうか。[ 後で調べてみたもののあまり情報なし。その情報を引用すると、「時を告げる太鼓として 伝わって来た『時太鼓』の響きを受け継いだもので…
お祭り期間中の市内には、合計12の櫓がたつらしい。全部の櫓を行くためのスタンプラリーをやっていたので、一応全部観た。地区によって、櫓の形状もいる人の雰囲気も全然違うのが、不思議だ。 お囃子の雰囲気も全然違う。私は何度聴いても全然飽きなくて、き…
エイサーというのは、旧暦の7月15日に行われる沖縄の盆踊りのこと。新宿で毎年やっているこのお祭りに、今年初めて行った。沖縄出身の友達と一緒だったので、詳しい解説付きだ。 音楽に合わせて大太鼓や締太鼓を振り回し踊りながら叩く、というのが基本スタ…
6月1日より、博多祇園山笠に参加している人は水法被を正装としてよいそうなのだが、確かに今日は櫛田神社で水法被姿の男性たちを見掛けた。なぜそれを知ったかというと、博多で友人に連れていってもらったある屋台の主に教えてもらったからだ。でもこの人は…
SENCHA SENCHA is the most popular Japanese tea with its fresh scent and the exquisite balance of bitter and sweet flavour.Highly recommended to those who are new to the Japanese tea world.KUKICHA KUKICHA is made up of only with the stalks …
シネマ歌舞伎 | 松竹 お誘いをいただき、「シネマ歌舞伎」なるものに足を運んだ。この日に観たのは、英語字幕付き、坂東玉三郎演じる「鷺娘」。とにかく映像が美しくて、ダイナミズムにあふれていて、普通に劇場に行くのとはまた違った楽しみ方ができるよう…
歌舞伎鑑賞のお誘いを受けた。坂東三津五郎さんが主役の演目があることに惹かれ、演目の内容もよく知らぬまま、新橋演舞場に観に行くことに。 本当は、川口松太郎さんという方の作品だという「お江戸みやげ」という作品に興味があったが、これはまったく観る…
先日行った「新春名作狂言の会」に刺激され、また狂言を観に行った。 新春名作狂言の会@新宿文化センター大ホール - 空間Annex 今回は、2002年から年1-2回行われているという茂山千五郎の会。前回も出演されていた、茂山千五郎氏に七五三(しめ)氏も出てい…
もう14回目となるらしい、表題の恒例イベントに行ってきた。東西それぞれのスタイルの狂言を一気に観られる上に、和泉流の野村萬斎、大蔵流の茂山千三郎が直々に解説をしてくれるというゼイタクさ。それに、和泉流は何度か観たことがあったが、大倉流の茂山…
12/25の千秋楽に、初の日生劇場での歌舞伎鑑賞の機会を得た。目的の演目は、「達陀」。今年2月に生でみた東大寺の修二会の模様を題材にした演目だというのを知っていて、いつかは舞台を観たいと思っていたのだ。一幕見でいっか…と思っていたが、せっかくなの…
国立能楽堂に行ってきた。今年最終回となる寺井久八郎氏の「笛を聴く会」が行われていたためだ。この会は、20年の間行われており、この日は10回目かつ最後の会となったらしい。月日のせいか、はたまた最後という節目のせいなのか、会場はほぼ満員で、非常に…
新宿区主催の文化プログラムに行ってきた。 先生役は、和太鼓の兄弟ユニット「は・や・と」のメンバー。Webサイトがあまりお洒落でないのがちょっと残念なのだが(tsuriusaさんに助けてやってほしいくらい)、実物は爽やか3兄弟だ。腕の筋骨が隆々としていて…
表題のイベントに行ってきた。プログラムはこんな感じ。 ①柏木野神代神楽(かしわぎじんだいかぐら)-大蛇(おろち)退治 (東京都指定無形民俗文化財) ②戸塚囃子-通り囃子 (新宿区指定無形民俗文化財) ③萩原社中里神楽(さとかぐら)--里神楽 幽顕分界 (新宿区指…
Shinobue is the Japanese bamboo-made transverse flute with a high pitch sound. "Uta" et "Hayashi" Shinobue Uta shinobue is tuned properly and in pitch. So it can be used to play any kind of music or to play with western instruments. Hayash…
福島で屋台を出していたおばちゃまに、「明日の朝始発に合わせて踊りがみられる」ときいたので、翌日は朝5時に越中八尾駅に向かった。ここでは、福島の若者が、JR高山線の始発に合わせて踊りを踊るとかで、始発とは思えないにぎわいをみせている。観光バス…
富山県富山市の八尾(やつお)というエリアで行われている、300年の歴史を誇る盆踊りに行ってきた。「おわら風の盆」は、町建に関する重要秘密文書の返済を得た喜びを祝うために、三日間おもしろく町内を練りまわれとの町役所からのおふれに沿って、町民がい…
もう土曜日の高円寺阿波おどりの模様をYouTubeにアップしている人がいるぞ。素晴らしい! 高円寺阿波おどりは、夜がメインイベントではあるが、実は昼以降町内のあちこちで、阿波踊り関連のイベントをやっている。今年も、入場料を払えば3-4連の舞台パフォー…