韓国のアイドルグループ、Billlieが1週間前にリリースしたミニアルバム"the Billage of perception: chapter three(知覚のビラージュ:第3章)"の収録曲“EUNOIA”にハマっている。“EUNOIA”とは古代ギリシャ語でεὔνοιαと書き、友情をもとに人を助けたいと思う気持ちを意味し、なかでもとくに、聴衆と話者の間に存在するような気持ちを指すとか...わけがわからない。一言では示せない感情だと思うが、彼らの説明によれば、「美しく尊い思い」を込めた意味があるとか。
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グループ名も、「誰もが持っていて共感できる内面の自我、自分たちの『B-side』を表現する」ということで付けられているとのこと、今回の歌にはファンに向けてのメッセージが含まれているような気がしないでもない。ただ、私が惹かれているのは毎度のことながら歌詞の内容ではなく、曲そのもの。90’sの洋楽っぽい雰囲気にすっかり心を掴まれてしまった。今までは、日本人メンバーのツキとハルナ、それに「Girls Planet 999」で惜しくもKep1erに選ばれなかったがBilllieに中途加入したション(オーディションの時はスヨンという名前だった)、あとはAstroのムン・ビンの妹ムン・スアくらいしかわからなかったが、これを気に誰が誰だかきちんと理解しようと思う。
左から、シユン、ション、ツキ、ムン・スア、ハラム、スヒョン、ハルナ。これであっていると思うんだよなぁ。ハラムとスヒョンがいまいち自信がないけれど。カムバのたびに髪の毛の色とかヘアスタイルが変わってしまうので、なかなか理解が追いつかない...(言い訳)。今回の曲をIt's Liveで聴いたところ、ムン・スアのラップやボーカルのハスキーなかっこよさを改めて認識するとともに、とくにハラムのボリューム感のある高声、そして途中から加入した意味があったと感じるションのボーカルの存在感が感じられて楽しむことができた。ツキの透明感があり、ピッチが高くても嫌味のない声もすごく可愛くてよいアクセントになっている。まずはぜひ、Billlieのボーカルの魅力を楽しんでいただいてから...
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ダンスパフォーマンスを見ていただきたい。これで、ツキのダンスソロやグループ全体の雰囲気を楽しめる。
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Hey..Ho..という掛け声を聞くと(いや、ヘイ、ホーとは言ってないか)、Naughty By Natureの名曲"Hip Hop Hooray"を思い出してしまうが、EUNOIAの曲調と掛け声はライトな感じで、メンバーがわいわい楽しんでいる雰囲気がとてもいい。しばらくは色々な出演番組での本曲を楽しめそうだ。
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Billlieが今まで歌ってきた曲で、私が知っているのは、2曲のみだ。
GingaMingaYo (the strange world)
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팥빙수 (Patbingsu)
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さすがに、「なぜかき氷の歌を...?」と思ったけれども、昔冷麺を歌っていた歌手もいたので、まあそんなものか。印象的な曲を歌っている割に、ちょうど彼らがデビューした11月以降、IVEがデビュー。その後翌年頭にはKep1er、NMIXX、LE SSELAFIM、NewJeansと話題性の高いアイドルが次々とデビューしてきたので、なかなか光が当たってこなかった気がする。でも、どうやら4月4日放映のTHE SHOW! にて、チャート1位を獲得したみたいだ。本当に、本当におめでとう!
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5月17日には、「GingaMingaYo(the strange world)- Japanese ver. -」で日本デビュー、その3日後にはZepp DiverCityでショーケースライブもやるとか。これからの活躍が楽しみ。
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