2013-01-01から1年間の記事一覧

酸梅湯(さんめいたん) をつくってみた。

中国の夏の定番ドリンク酸梅湯(さんめいたん)。北京に駐在していた友人からきいてその存在は知っていたし、飲んだこともあった。先日、彼女と台湾に行った際に、酸梅湯手作りキットを入手したのをふと思い出した。これ、いつ作るのよって今でしょ。暑さを…

沼田祇園囃子

和の音に対する耳を鍛えたくて、苦心している。 何だろうな、複雑なせいか、それとも西洋音階に合致していないせいなのか、メロディとして記憶するのがなかなか難しいのだよ。一方で、以前ハマった勝山左義長のように、現地で聴いた瞬間に記憶から離れないメ…

シュミット一族による参加も。ツィガニーたちの音楽祭 Welcome in Tziganie 2013

フランス、スペイン国境あたりのエリアとなるミディ=ピレネー地域圏ジェール県。ここの県庁所在地であるオーシュAuchでは、"Welcome in Tziganie(ようこそツィガニーへ)"という名前のフェスティバルが毎年4月に開かれており、今年で6回目を迎えたらしい。…

Yorgui Loeffler Quartet@Khamoro World Roma Festival 2013

今年5月27日~6月2日までの期間、チェコの首都プラハにて行われていたのが、ワールド・ロマ・フェスティヴァル(Khamoro)だ。今年で15年目となるこのフェスは、音楽だけではなく、ダンスや映画上映、ワークショップやセミナーの開催を通じて、チェコやEUのロ…

タイ国屋台居酒屋バーン・イサーン

最近、高円寺のバーン・イサーンでムショーに何かが食べたくなることが多い。で、パル商店街入ってすぐの駅前だという地の利も手伝って、ついついここに駆け込んでしまう。だって、昼夜問わず安くて美味しいのだ。ランチに至っては、たいていのものが500円以…

Strasbourg Jazz Initiative project ストラスブールでジャズライブ文化を盛り上げよう!

マルセル・ロフラーMarcel Loefflerの演奏動画を見つけた。これを観た時には、てっきりマヌーシュ・ジャズかと思ったのだが、それらしさは非常に少ないギターの演奏だ。 とすると、このギターを担当しているリック・ハンナRick Hannahとは何者だろうか。調べ…

H.R Higgins の "Blue Lady"

お友達がロンドンのお土産でくれた紅茶。気に入っていたのだが、ふと思いついてアイスティをつくってみたら、これがまたおいしい! 味が優しいのだ。 そういえば中身をよく知らなかったので、ヒギンスのWebサイトをみたところ、マロウやマリーゴールドの花が…

オランダ、ジプシーコミュニティ出身の才能あるギタリスト パウルス・シェーファーPaulus Schäfer

ジミー・ローゼンバーグ関連の近況をなんとなく検索している時に、この人の存在を知った。読み方あっているかしら、パウルス・シェーファーPaulus Schäferというギタリスト。1978年生まれで、オランダのSinti(ジプシー)コミュニティ生まれ、ストーケロ・ロ…

マヌーシュ・ジャズ界期待のバルセロナ発トリオ Biel Ballester Trio!!

こちらの動画を観たきっかけは、オランダのバイオリニスト、ティム・クリップハイスTim Kliphuisだ。スペインはバルセロナのJamboreeというライブハウスのライブ風景なのだが、このNuagesの演奏が、伝統を保ちつつもちょっと新しい香りがして、なかなか良か…

ロマーヌ+ストーケロ= "Gypsy Guitar Masters"のドキュメンタリー

ジプシーギターマスターズとは、ロマーヌRomaneとストーケロ・ローゼンバーグStochelo Rosenbergが2006年に出したアルバムのタイトルだ。 こちらの作品、モンペリエのオペラ・コメディL'Opera Comedie de Montpellier、(要はオペラ座?)にて収録されたライ…

ギタリスト? 歌手? 音楽一家出身、Johnny Rosenbergの実力

ローゼンバーグという苗字のシンガーといえば、誰が思い浮かぶだろうか。 私の場合は、来日歴が何度もあるストーケロStocheloに、天才ギタリストとして少年時代に名をはせたジミーJimmy、あとはThe Rosenberg Trio、あるいはStochelo Rosenberg Trioとして活…

Chez Tomo シェ・トモ

Chez Tomo - 空間Annex あの感動をもう一度! というわけで、チームで再度訪れた銀座エリアのフレンチ。みめうるわしいのが何よりも嬉しいです。 食べるのに夢中過ぎて、写真などほぼ撮らずじまい。 メインもきれいで、一同ため息…。 また来たいですな。

上海小籠包 厨房 阿杏 新宿店

新宿三丁目エリアにある、焼き小籠包のお店。小さなお店ながら、小籠包の皮を作る様子が見られるブースがある。ランチはボリュームあってお得感満載。また行きたいなぁ。

操場@台湾

台湾というのは、酒呑みには辛い街ではなかろうか。前回、いきあたりばったりで行った時は、小籠包で有名な鼎泰豐本店付近で、夜9時頃飲みに行こうとするも、飲み屋がない。スイーツのあるカフェや屋台ならあるのに。仕方がないから別の小籠包屋で呑もうとし…

Hotel Quote Taipei ~インテリア~

インテリアの続き。 このホテル、1Fがバーになっていて、お洒落な音楽が流れています。 廊下にネイルカラーだの雑誌だのが置かれていて。 あとはレトロな外見の黒電話。 室内のシャワールーム。 部屋の中がフリードリンクなのは嬉しい。 2Fのお洒落なラウン…

Hotel Quote Taipei ~鹿だらけ~

現在、絶賛写真整理中だ。というわけで、数年前行った、台湾のホテルHotel Quoteの写真を一気に公開! 何といっても気になるのは、シカ?トナカイ?のアメニティ。 キャンディ受けにも。 そして、売り物たちも。 ボスはこちらにいました。

アンダルシアの虹

アンダルシアといえば…ルイス・ブニュエルの映画以外で思い浮かぶのは、私の場合、ソニーのハンディカムのCMだったりする。だれか覚えていないかなぁ。でもその時のモチーフはジプシー、あるいはロマの少女だったのだろうか。違う気がする。大きな青い空と民…

The Samois Film Orchestra サモワ・フィルム・オーケストラ

今年のジャンゴ・フェスの出演グループ一覧で気になっていたのが、この、サモワ・フィルム・オーケストラだった。何でも、毎年このジャンゴフェスに参加している常連、7カ国11名ミュージシャンで構成されているバンドということだ。もともとは、UK在住のギタ…

夏時間の庭

(2008年、フランス、L' Heure d'été、監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス) 前情報一切なし。先日、マギー・チャンの映画を観たことからオリヴィエ・アサイヤス監督作品をチェックしており、タイトルが夏っぽい映画、というだけでこれを選んだ。 いかにも…

展覧会の絵

何もない、でも騒音がすごい、密閉された空間で40分くらい過ごすような時にふと気がつくと、「展覧会の絵」が流れていた。改めて聞くと、本当によくできた組曲だと思う。曲の合間合間に入ってくるテーマの部分"Promenade"の一部が、意識が遠のきそうになって…

僕は君のために蝶になる

蝴蝶飛Linger/2008年/ジョニー・トー監督、香港 リー・ビンビンが演じる主人公エンジャは、学内の人気者であるアトン(ヴィック・チョウ)とひょんなきっかけから付き合い始めるも、不測の事態により彼を失う。そして、それから数年後。彼を失ったことで、精…

ラヴソング

ラヴソング [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2010/04/21メディア: DVD クリック: 11回この商品を含むブログ (4件) を見る 甜蜜蜜,Comrades, Almost A Love Story,1996年,香港、ピーター・チャン監督 公開された当時から観たかった映…

ナポレオンフィッシュ

念願のお店でディナー。 どれも美味でした。このパクチーサラダが印象的。老虎菜、というらしい。老いた虎でもやはり虎は虎、茂みからいきなり出てくることもある…ということで、本場物では青唐辛子が混ざっているとか。こちらは日本向けアレンジ、ゴマがき…

フランスに遠征のThe Lost Fingers@Au Camionneur

カナダ、ケベック出身のThe Lost Fingersは、80年代ポップスをマヌーシュ・ジャズ風に演奏したアルバム"Lost In The 80's"で有名になった若手トリオだ。Alex Morissette(b), Christian Roberge(vo.g) ,Byron Mikaloff(g) という正統派のマヌーシュ・ジャズ編…

土用の丑の日だから。

今日に備えて、というか今日に先駆けて、友人行きつけのお寿司屋さんに行った。白焼きに添えてあるのは、なんと梅! 「ウナギと梅は食べ合わせが悪い」というけれど、これは単純に、美味しすぎて食べすぎてしまうからダメ、ということらしい。 実際にさっぱ…

Beethoven ce manouche ~ベートーベンの交響曲第5番「運命」をマヌーシュ・ジャズで。

2009年というのはジャンゴ・ラインハルト生誕100周年だったこともあり、さまざまなジャンゴがらみのイベントやプロジェクトが走った。その数たるや、あまりのすごさにとても追い切れるものがない。一方で、当時の企画が大ヒットして、今も続いているというの…

「柿葺落七月大歌舞伎」

通し狂言「東海道四谷怪談」をみた。四谷怪談ときくと、怪談話なだけにホラーなイメージとともに、"女性が世を恨んで亡霊として出てくる"という点で「番町皿屋敷」とごっちゃになってしまい、何だかよくわからない…という程度の、なさけない理解度。ほとんど…

恋するフォーチュンクッキー

AKB 48の音楽はめったに聴かない。もちろん総選挙で投票することもない。彼らの曲でキャッチーでいいなぁと思ったのは、「涙サプライズ!」というお誕生日ソング?のようなだいぶ古い曲だった。世間でものすごく流行ったAKB 48の曲もいくつかあったけれど、…

松原湖畔

小海町に出かけたら必ず寄る場所がこの松原湖だ。 諏訪神社上社や弁財天などもあり、落ち着く場所でもある。 湖ではボート遊びも楽しめるが、ボート屋さんの閉店は早いみたいだ。 待てよ、このパンダはどうなのだ。 湖畔に落ちていた小人。 散歩すれば飽きな…

小林紀晴写真展「素と源流」@小海町高原美術館

小海町高原美術館にて、小林紀晴(きせい)さんの写真展「素と源流」をみた。この型、長野県茅野市の出身なのね。アジアに暮らす日本人の姿をとらえた「Asian Japanese」シリーズは、私も知っているくらいだから、それだけ話題をさらった写真集なのだろう。 …