(道後温泉 2022)道後温泉芸術祭「道後オンセナート」が楽しい

今年の春先のこと、しまなみ街道に行く時に愛媛県松山市を通りがかり、そこではじめて道後温泉松山市からすぐのところにあることを知った。
asquita.hatenablog.jp

道後温泉といえば、日本三代古湯に数えられるほど歴史のある温泉として知られるが、真っ先に思い浮かぶのが、和風建築の立派な温泉建屋の風景だ。(ちなみにこの旅行で、立派な温泉の名前は「道後温泉本館」と呼ぶことを知った)。夏目漱石の「坊ちゃん」にも登場したこの一度この温泉に行ってみたいと思い、ちょっと時間があいた週末を利用して道後温泉に行ってみた。果たして、あこがれのこの道後温泉本館は保存工事中で一部の浴槽のみ利用可能という状態になっており、建物は全体的にカラフルなシートで覆われていた。味わいが半減したのは残念だが、工事中にただブルーシートで無造作に覆われているよりは、芸術的な囲いで覆われているほうがよほどいい。実際に道後温泉本館裏側の壁で写真を撮っている人たちを多く見かけた。

道後温泉はアートイベントを盛んに行っているらしく、道後温泉本館の周辺のカラフルなシートや壁もこれはアートの一環だった。よくみると街中にアートやオブジェがあって、散歩しているだけで楽しかった。しかも、アートに詳しくない私でも知っているようなアーティストの名前もちらほら。ここに私が見つけることができたアートの写真を記録しておこうと思う。

オンセナートのオフィシャルぺージでいくつ発見できたのかの答え合わせができる。かなり街の中をくまなく歩いたつもりだが、ついぞ見かけなかったアートもいくつかあるなぁ。
dogoonsenart.com

なかには、オンセナートとは無関係のアートもあったような気がするが、それもよし。街全体がきちんと整備されていておしゃれで、いい観光地だった。あとになって、山口晃さんがアートを担当した年があったことを知った。これからも、魅力的なアーティストとともに、いろいろ仕掛けてほしい。
www.dogo.or.jp